イスラム・ベルベル・サハラ地方建築探訪
モロッコ建築巡礼!!
モロッコのイスラム建築と言えば、スペイン、キリスト教徒の領土奪還即ちレコンキスタの時代前後に遡る。スペインに侵攻したイスラム教徒の建築技術と土着の建築文化が混ざり合い、ジブラルタル海峡を行き来し、素晴らしい建築芸術が花咲いた。世界遺産の都市フェズの旧市街に見られるモスク、神学校、邸宅、水飲み場、門等、まさに芸術的文化遺産が外部から遮断されているかのようにひっそりと中世そのままの姿で現存する。一方、モロッコの中央部を縦断するアトラス山系の山々を越えて南下すると、原住民ベルベル族やサハラ砂漠の民は土塀に囲まれた城砦集落を形成し一族が暮らしている。暑さを遮断するため光の届かぬ迷路の奥に暮らす。ダデス、トドラの大渓谷沿いやエルフード近郊のオアシスには数千人単位の大集落の中に、人と動物が寄り添うように暮らす。かつてTBSの特別番組の取材の際、紹介したマディードカスバなどはその典型。カスバ街道沿いの終着点、グルミーマの奥には黒いベールに身を覆ったサハリアンの集落が多く見られる。世界遺産のアイトベンハッドゥやアトラス山中にあるテルウェットのカスバ等も建築学的に面白い。上写真:ハッサン2世モスク礼拝堂内部
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ベルベルの建築カスバ・アイトベンハッドウ
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カサブランカに多く見られる保護領時代の仏風建築
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ダデス渓谷沿いの美しいカスバ
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フェズ・アタリン神学校
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フェズの旧市街の入り口に建つブジュルード門
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マラケシュのモスク建築
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モロッコは市場が元気だ。カサブランカやラバトのような大都会では至る所に市場があり、リーフ山系テトワンや港町タンジールでは美しい民族服に身を包んだリーフ山系ベルベル族の女性達がものを売ります。古都フェズやマラケシュの迷路では城壁に囲まれた旧市街全体が市場と言っても過言ではない。地区ごとに売る品物が違っており、景気の良い売り子の声が路地に響き渡る。驚いたのは、柿が採れること。少々甘味に欠けるが贅沢は言うまい。地中海の湿った空気のお陰で、冬場雨がよく降り豊穣なる大地が広がる。国の中央部を横断して連なるアトラス山系の懐、カスバ街道沿いの集落では雪解け水と湧き水が豊富であり、農作物が実る。各集落毎にスークが立ち、大勢の人が集まる。アトラス山系最奥、イミルシルでは1年に一度催される大スークはこの国最大のベルベルの市として有名。物を買うだけではなく、情報交換や娯楽としての地域の文化になっている。次にサハラ砂漠のオアシスで見られるスークは、土地柄、カラフルな農作物は少ないが最低限の食べ物と生活必需品の市が際立つ。動物市も多い。最も生き生きした土地の人を見るには市が良い。ツアーに、雑誌の取材にモロッコの市をテーマにしてツアーを組むと面白いと思います。
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マラケシュのフナ広場、最大級の スークが並ぶ |
アトラス山中秘境イミルシルヘの道
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イミルシルの大スーク
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