モロッコ写真撮影行・スケッチツアー・自然観察

幻想のような光と影を写す・キャンパスに描く芸術の旅
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この国の美しい光と影の中で私は20年以上の月日をカメラを担ぎモロッコ各地を歩きました。 陽光降り注ぐ大西洋沿岸の朽ちかけた港町タンジール、エッサウイラ、アシラ-、ラバトの各旧市街、アンダルシアからやって来た落人が故郷を夢見て築き上げたリーフ山系の秘境シュフ・ショウエンの美しい山岳の旧市街、世界一の迷宮都市フェズや赤い都マラケシュの幻影のような光景の数々、、、、。 茶褐色の大地に建つカスバ城と雪を頂くアトラス連山、そしてその先に果てしなく続く大サハラ砂漠の優美な姿。人の感性を強烈なまでに虜にするモロッコの魅力を写真、スケッチ愛好家を始めプロ,アマを問わず写真家や雑誌編集者、取材等の皆様にご紹介したいと思います。
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白い迷路ショウエンの労働者 |
青いベール女 |
聖地ムーレイイドリスザルホーン |
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祈りの時を告げるモスクの古老 |
ミデルトのカスバにて |
サハラ砂漠のトアレグ族の少年 |
モロッコ全土撮影、スケッチのポイント
首都ラバトと近郊 ■ラバト旧市街とサレの旧市街を結ぶ海上交通として栄えた手漕ぎの渡し舟風景は美しいので朝方や夕方狙い所。民族衣装を着た女性や老人の姿がよい被写体になる。またウダイヤのカスバも古い迷路が続き面白い。
■モハメッド五世廟を守る衛兵や同境内のハッサン塔、そのシルエットと衛兵等も絵になる。光の冴える朝夕が撮影の時間帯として良い。また朝霧が発生することも多く幻想的な景色が浮き上がることも多い。早朝のブーレグレグ川岸では洗濯をする女達の姿が偶に見られウダイヤのカスバを背景に絵画のような景色が現れる。
カサブランカ周辺 ■撮影ポイントの少ない町だが私は長く住んでいるのでそれなりに良い場所も見えてくる。例えば霧に浮かぶハッサン2世モスクの雄景や黄昏時のミナレットの姿は美しい。モスクの広場で寛ぐ人々の影が浮き上がる夕暮れ時を撮るのも良いと思う。絵葉書の世界を一枚如何でしょうか?
メクネスと近郊 ■世界遺産の町だが撮影に向く被写体は少ないかもしれない。創始ムーレイ・イスマイルを祀る廟内はモスクも併設されており異教徒が入場できるモロッコで数少ない聖域。ここに詣でる信者の姿は必見。但し観光客も多いのでシャッターチャンスは限られる。廟内は狭いのでトップライトが期待できる昼間がベストチャンス。
■聖地ムーレイ・イドリスはザルホーン山の中腹にあり如何にも霊場といった雰囲気が漂う。町全体を見渡すパノラマビュー、迷路、境内と人々に紛れ揉まれながらの被写体に事欠かないが、彼らに接近しての撮影には勇気が必要だ。広角レンズ一本で勝負です。最も感動的な写真はやはりこの町が賑わうムッセム(お祭り)。信者の熱狂が伝わり迫力がある。祭りは9月始め前後ですが要確認の事。
フェズとその近郊 ■世界一の迷宮都市フェズの旧市街は最も撮影がしづらい。狭い暗い袋小路をあらゆる被写体が蠢くので初めての人では何を撮ったら良いのかが見えなくなる。テーマを絞って職人、ベールの女、子供達等を撮ると良い。女性のモデルを手配することは可能だが事前に確認しないと難しい。イドリス2聖廟のお参り風景や、 皮の染色工房、カロイーンモスクで祈る人々等被写体は尽きない。
モエンアトラスからミデルトへ ■フェズから南下すると直ぐに中アトラス山系の美し風景が展開してくる。この辺りからは移動遊牧民のベルベル系ノマドのテントが山間地に見え隠れしヤギの群れの中にそれなりに貧しくとも気品のある顔立ちの女達を中心とした家族の姿がある。ベルベル絨毯を織る母の背中を見て少女はおもちゃの機を織る。
■ベルベルの峠町ミデルトからジープに乗って悪路を走る。どれくらい走ったのか・・、名も無い集落の一角にカスバはあった。薄明かりの中で家族は寄り添いながら暮らしていた。人一倍の好奇心と情熱があれば思っても見なかった素晴らしい出会いを、神は創造してくれるようだ。
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