【OUARZAZATE】
モロッコ南部ウワルザザードはサハラ方面の、ダデス川、ドアラ川、スース川の3つの川とマラケシュへの道が交わる位置にある。現在、人口約3万人のこの町は、1928年にフランスによって守備隊の駐屯地として建設された。フランスからの独立後はモロッコ軍が駐屯していて、いまだにかなり広い範囲が軍用地として利用されている。観光地として、また、重要な手工業の中心として発展しつづけている。世界各国の映画の撮影も盛んに行なわれ、町のはずれにはアトラス・コーポレーションスタジオという大きな撮影所がある。「アラビアのロレンス」、「ハムナプトラ」などもこの地で撮影され、近郊にあるタウリルト・カスバでは、「シェルタリング・スカイ」が撮影されたことでも有名だ。
アトラス山脈を越えると、ワルザザードはサハラへの入り口であり、また、エラシディアまで続くカスバ街道の入り口でもある。この町からティネリールを経てエラシディアまで続くカスバ街道沿いには今でも大小のカスバが残っている。町そのものにこれといった見所はないがここを基地に近郊に点在するカスバ見学をするのが一般的だ。ユネスコの世界遺産に登録されているカスバ・アイト・ベン・ハッドウやティフルトゥートカスバ、タウリルトのカスバ等が近郊にある。
【TELOUET KASBA】
[テルエットカスバ]高アトラス山系のティシュカ峠(2200M)を越えてすぐ、主要道路を外れて荒涼とした山岳道を1時間ほど行くと彼方に雄大なカスバが現れる。19世紀に建造された幻のカスバ。ベルベルの雄グラウイが金に飽かせて増改築した城砦。多くの部屋が廃墟と化したがハーレムと接見の間は今も絢爛豪華に輝きかっての栄華を偲ばせる。弊社はTBS世界遺産”アイト・ベンハッドウのカスバ”編で紹介させて頂きました。
【テルエット〜アイト・ベンハッドウ間の裏街道”注意情報”】
高アトラス山系の峠ティシュカより、幻のカスバ、テルエット〜世界遺産カスバ、アイト・ベンハッドウ間の山岳道はかって南部サハラ地方とオアシス、マラケシュを結ぶ険しいが風光明媚な街道として重宝されました。弊社でも取材撮影等でよく通った道ですがその危険度はモロッコでも屈指。たとえ人気のルートでも旅行者の命を預かる弊社の責務としてこの裏街道の通行は致しません事をご理解下さい。(06年8月30日撮影)
【世界遺産 カスバ アイトベンハッドウの民家訪問】
モロッコの数あるカスバの中でも最も美しくて歴史があるのは世界遺産にも登録されているアイト ベンハッドウです。僅か数世帯の住民が暮らす朽ち欠けたカスバ内の馴染みのお宅を訪問し屋敷内を拝見。またその生活様式や仕事の様子等をお聞きし民間交流をお楽しみ下さい。このカスバは映画アラビアのロレンスでも登場しています。(写真:糸紬風景や水を貯めた瓶が見える)
【モロッコ ティシュカ峠 ベルベル集落探訪 情報】
モロッコ高アトラス山系のティシュカ峠(標高2200M)辺りにはベルベル族の集落が点在します。幼い女の子達が水瓶を背負い道行く姿に感動を覚えることでしょう。弊社のツアーでは長年、写真ツアー等で培ったコネクションを利用してそうした集落を訪ね彼らの生活を拝見する”体験の旅”をテーマにして個人旅行などを主催しています。ぜひご参加下さい。(写真:高アトラスのベルベルの集落
【ティフルツートカスバの眺望】ウワルザザート近郊のカスバ。映画アラビアのローレンスの舞台になったことでも有名。春先には屋上から眺める眺望は素晴らしく、アーモンドの花が地平線の彼方まで咲き誇り、コウノトリが乱舞する光景をよく目にする。元豪族の屋敷なので室内も目を見張る豪華さだ。美味しいミントのお茶を頂き一服。
【地底のオアシス・フィント】ウワルザザートの町を抜け悪路を3〜40分ほど行くと突然に地平線から窪んだ谷の中へ吸い込まれるように降りていきます。岩山と小川が流れる美しいオアシスフィントです。弊社では10年程前に世界遺産番組で紹介致しました。先のテレビ番組”暴れ寿司モロッコ編”にてこの村の村長にテレビ出演して頂きこの美しいオアシスを紹介致しました。村長は民宿を営んでいます。ここに泊まるツアー等の手配も可能です。
【オアシス・スコーラ/OASIS SKORA】
ウワルザザート近郊30kmにあるカスバ街道屈指の美しいオアシス。標高3000Mを越すアトラス山系の景観は見事。旧50DHモロッコ紙幣に描かれたカスバは必見。このオアシスを巡り、ベルベルの住民宅を訪ねる旅も面白いです。このオアシスの中に建つカスバホテルも大評判。