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取材撮影コーディネート


ベルベル本革バッグ
価格/Sサイズ350DH
(4500円)
Mサイズ500DH
(6500円)
カサブランカ空港内、出国ロビー左50M
日本人デザイナーが企画製作したオリジナル商品/高品質伝統品/アンチック/トアレグ銀細工/革バック/ベルベルキリム、絨毯各種/バッブーシュ/寄木細工/民族衣装他豊富

Produced by MARI FUJITA

マラケシュの気温

マラケシュの夏が始まっている。緯度は、日本なら九州に当たる程度だが、ここはアフリカ大陸、イメージを裏切らない暑さだ。一般的に「内陸性気候」は昼と夜の温度差が激しいと言われるが、マラケシュの場合は?
50℃まで計れる温度計を持って、街を徘徊してみた。

朝8時。とても涼しい。よく晴れた青空に小鳥のさえずり。日陰での温度は25℃。朝のマラケシュはとても爽やかだ。
午前11時、じりじりと太陽が照りつけ始める。それでもメディナの路地を通り抜ける風には湿気がない。スークのランプ職人やカゴ職人たちは汗をかきながらも、熱心に仕事をしている。日陰での温度、35度。まだ大丈夫。
午後2時。おそらくマラケシュで最も熱いフナ広場。というのも、日陰が全くないばかりか、アスファルト敷きだからだ。この季節、こんな時間帯にフナ広場に来る人は、誰もいない。珍しく通りかかったフランス人カップルが、私の温度計を覗き込んで「見なきゃ良かった」という苦笑いをした。直射日光の下、46℃もある。普段は大勢いるヘンナ描きの女性や水売りおじさんもいない。ただ、へび使いの一派だけがフナ広場の主としての意地にかけてもなのか、パラソルの下で陣取っている。さすがは、毒蛇に噛まれても死なない彼らしか出来ない芸当、信じられない生命力だ。迷惑をこうむっているのは彼らに付き合わされている蛇だが、へび使い曰く、時々水をかけてやれば大丈夫なのだそうだ。
上写真;午後2時のフナ広場。ほとんど誰もいない広場の、貴重なショット(?)

この時の広場横の木陰の温度、38℃。日陰と日向では随分と温度が違うものだ。直射日光さえ避ければ、湿気が少ないせいか体感温度は低い気もする。それでもスークや職人さん達の様子はというと、なんとかこの暑さをやり過ごそうと、店の奥で昼寝をしたりしている。
夕方、クトゥビアの塔が夕日に染まり、広場に屋台の車が集い始める頃、どこからともなく涼風とそれにつられて人々の活気があふれ出す。広場だけでなく、メディナの路地も職人さんも野菜市も、夏のマラケシュが最も活気に満ちるのは、夕方からなのだ。マグレブのアッザーン(日没時のお祈りの呼びかけ)が響き渡る頃、マグレブ(日の沈む国)は、最も美しくなる。この時の温度31℃。1日の内に20℃もの温度差を体感できてしまう、それがマラケシュの夏の醍醐味でもある。

注意!!7月〜8月のマラケシュに、サングラスと帽子は必携。炎天下のフナ広場は大変危険ですので、へび使いを見学するのは午前中か午後3時以降にしましょう!
text & photo 藤田麻里

広場横の馬車乗り場
木陰には人がいっぱい

ジュラバのフードは日よけにもなる
広場を足早に横切る女性

夜の野菜市、9時頃のメディナ
まだ賑わっている



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