JTB旅物語(大阪)の情報誌に弊社村川がモロッコについて寄稿しております。冬場のモロッコを販売の柱の一つとして、ツアーキャンペーンがなされていますが、現地に暮らす村川が日々感じるモロッコの魅力・・・。是非ご一読下さい。冬でも温暖な気候と鮮やかな光が降り注ぐ異邦の国、モロッコへどうぞ。
世界一の迷宮都市をあてもなくさ迷う
モロッコの首都ラバトから東へ約200KMに位置する世界遺産の古都フェズは日本で言えば、平安時代に出来た古い街ですが、21世紀の現代でも当時の面影をしっかりと残し続ける中世の街です。私は26歳の時、写真撮影で偶然この街の旧市街を訪れました。肩幅ほどの狭く入り組んだ迷宮は昼でも暗く果てが無いように続いていました。
ベールで顔を隠した女性とすれ違うと、鋭く光るその目は印象的で、そして闇の中へと姿は消えていきました。また、世界遺産登録の古都マラケシュは大道芸人の広場、ジャマ・エル・フナを中心に広がり、年中お祭りが展開しています。蛇使い、占い師、説法師、舞踏団などが集まりリズムに合わせて踊る様は、世界中でここにしかない躍動感を感じることができるのです。
カスバ街道を越えて雄大なサハラへ
モロッコの中央部を連なる高アトラス山系の裾野一帯には原住民ベルベル族の世界が広がリます。バラの花の栽培で有名なこの辺りでは四季を問わず美しい花々の姿が見え、桃源郷のようです。街道を抜け更に南下すると、そこはナツメヤシのオアシスと砂に覆われた世界。
モロッコのスケールと美しさを誇るメルズーカ大砂丘はエルフードの街から気軽に行けるサハラ砂漠です。圧倒的な自然が支配するサハラ砂漠は、何ものにも変え難い感動と勇気をくれることでしょう。また、往年の映画の舞台、港街カサブランカ、古都ラバト、アラビアのロレンスの映画にも登場したアイト・ベン・ハッドゥなど、まだまだ語り尽くせないモロッコの魅力をどうぞ皆さんも体験してください。
Text & Photo by T.MURAKAWA