■エルフードのあるタフィラルト地方はフランス占領に対し最後まで抵抗した町の1つで1932年まで拡散的な抵抗運動が起こった。この地域の反乱を抑えるべくエルフードの町を駐屯地として建設する。よって町としての歴史は大変新しく大通りが整然と広がる。ここからサハラ砂漠の麓メルズーガ大砂丘までは悪路走行、4WDで約1時間だ。[左写真:エルフード全景]
【アルジェリア国境ウジナ砂丘へ】
メルズーガ砂丘より更に1,5H余り南下するとタウズ、ウジナ砂丘へと続き小規模だが渓谷の狭間に美しいオアシスが見え隠れする。ダカールラリーのコースとして有名です。背後にアルジェリア側の美しい山並が連なる。湖が干上がり、塩の塊が道になったウムジュラン近郊は美しい光景が続く。
この辺り化石の宝庫で世界最大級の恐竜が丸ごと発見されたり、隕石の落下地域として有名です。弊社ではオリジナルツアーとしてこの辺りの砂漠地帯を走るコースを一部日程に組み込んでいます。食事をする場所が無いので通常メルズーガ辺りから昼食用のボックスランチを持参するが、パン、パックジュース、ヨーグルト、チキン、オレンジ、ミネラル水jがメニューとなるが土地柄、過度の豪華さは期待しないようお願いします。ウジナ砂丘傍のオウベルジュでお茶軽食等頂けます。(写真:ウジナ近郊で三葉虫の化石を拾う)
【サハラ砂丘の駱駝乗りツアー】
モロッコで最も美しい大砂丘メルズーガのオウベルジュより駱駝のツアーがでます。さらさらのピンクのパウダーのようにきめ細かい砂丘を約1時間乗ります。大人の場合は基本的に1頭一人が原則です。乗り降りの際は前屈みになるので気を付けて乗ってください。保険は在りませんので事故等くれぐれもご注意下さい。
美しい砂丘の彼方に見え隠れするオアシス、多少の草木は生えてはいるが遠くアルジェリアの山並みが覗え、憧れのサハラ砂漠でラクダの背に揺られる感動は忘れはできない思い出。乗り降りの際は前屈みの落下の危険が大きいので決して気を緩めないように。ツアーが終了すれば心付けは旅のエチケット、忘れぬようお願いします。
【サハラ砂漠で朝食を頂く】
朝の砂丘は夏でも涼しくて快適です。フレッシュなオレンジジュースと卵、ヨーグルト、パン、コーヒー等召し上がりながら感動の一時を過ごす。砂丘で遊んだ心地良い疲れも癒されパウダーのような細かな砂塵が足元を駆け抜けます。人懐っこいオウベルジュの人々との語らいに時が過ぎるのも気が付かぬほど。一生忘れることのないオアシスの記憶です。(写真:メルズーガ砂丘)
【エルフード近郊の大カスバ探訪】エルフード周辺は椰子林に囲まれた土塀のカスバが点在します。その中でも最大クラスの”大カスバ”訪問は弊社のオリジナル企画です。土塀で囲まれたカスバ内は迷路が続き、家畜と人間が共存する原始の姿そのものです。このカスバを守る番人の叔父さんのお宅に伺いその生活を拝見します。(左写真:美しくも原始の姿を今に留めるサハラのカスバ)
光の差し込む銀座通りを進むと黒いベールに顔からすっぽりと衣装を纏ったご婦人とすれ違う。右に折れて内部に入っていくと、昼間は薄明かりが差し込み家畜と人間が共生するまるで原始そのままのサハリアンの生活が見えてくる。重いドアを開け家の中に入ると家族が慎ましやかに暮らす。そんな生活を拝見致します。
【アンモナイトや三葉虫の化石を見る】
エルフードからメルズーガ一帯、アンニーフ方面に掛けてアンモナイトや三葉虫等の珍しい化石が発掘されている。地殻変動等により海底が隆起して今のサハラ砂漠辺りの地表に現れ出た地球の歴史。大きな岩盤から小さな巻貝の化石まで剥き出しになっているので興味深い。また恐竜の産地としてもこの辺りは有名でその牙の化石は良くお店で見かける。(上写真:メルズーガ近郊)
岩盤に食い込むように見えるのはアンモナイトや巻貝などの化石だがこれは硬くて採取は無理だが周りには小さな化石が転がっていることが多いのでそれを探し出せれば楽しい思い出にはなる。貴重な自然の遺産の採取や破壊はできないが、この土地が太古の昔地底にあったという地球のロマンを実感する意義は大きい。
【モロッコ サハラ砂漠の緑化記念植樹】
前モロッコ王国観光省日本支局長、青木文子女史と弊社の共同企画としてモロッコ南部エルフード近郊の砂漠地帯約20ヘクタールの広大な土地にナツメヤシの植林計画がスタートしたのがニューミレニアムの年、西暦2000年。日本の旅行会社グローバルユースビューロー、ユーラシア旅行社、また個人旅行の皆様の協力も得て現在も植林活動は続いております。これまでに植えられた苗木の数は1200本以上。例え小さな活動であっても砂漠緑化の一翼を担い、いつかモロッコを再訪した時に貴方が植えた苗木がサハラの大地で大きく育った姿を見れるかも・・?夢のある計画ですせ。ぜひご参加下さい。
【砂漠地方の地下水道跡・カスバ・オアシス見聞】
南部モロッコのティンジダット〜エルフード間には広範囲に渡って地下水道跡が見られる。夏場の暑さから水が蒸発するのを防ぐために地下3m辺りにトンネルを掘り地下水や川の水をそのトンネルの中に通し近隣の集落やオアシスに導き農業に役立てている。オアシスの収穫物はなつめ椰子、無花果、ザクロ、ニンジンや芋類もあります。
強烈な日差しの中でもオアシスの中は巨大な椰子の葉が太陽光を遮り快適な空間を約束するのです。サハラ砂漠の前線の町エルフード近郊のオアシスや農家を訪れ襲い来る砂と人の葛藤、湧水の有効利用、洗濯場の光景等を訪れます。またウワルザザートをドラア渓谷に沿って南下するとモロッコ一と言われる広大なナツメヤシの大プランテーションのある、アグヅスのオアシスは誠に美しい。写真右上:アグヅスのオアシス