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取材撮影コーディネート

旅のQ&A(基礎編)

■ 旅行のベストシーズンは?

暑い国との印象がありますが、実際は違います。国土が大きいので一言では表せないですが、大西洋、地中海沿いの諸都市では冬比較的温暖で夏は涼しい気候が続きます。内陸部はもう少し厳しい気温差がありますが一年を通して空気が乾燥しているので日本本土に比べるとはるかに過ごしやすい気候です。そんな訳でベストシーズンは年中と言えますが、お勧めは9月〜翌6月一杯です。

■ モロッコの治安は大丈夫ですか?

まず外務省の海外危険地域情報を確認して頂くのが前提ですが、政情は安定しています。テロ等の動きも聞きません。ただ観光客を狙った、置き引き、寸借詐欺、強盗事件は主に都市部で頻発していますので夜間や人気の無い場所への不用意な立ち入り、不審者とのうかつな接触は避けるべきです。

■ モロッコで使われている言語は何ですか?

公用語はアラビア語ですが、山岳部では地域ごとに違うベルベル語が話される。次にフランス語が一般的に何処でも通じるが、英語の普及率はまだ低い、但し日本よりかは通じる。特に観光に従事している者や高校生レベルではかなり英語を話してくれる。

■ 日本から行く場合、便利な飛行機は?

旧宗主国フランスのエール・フランス航空は抜群の便利さがある。主要なモロッコの国際空港と路線を?いでいるので充実。次にアリタリア、ルフトハンザ航空辺り。最近では料金の安い南回りの航空会社、エミレーツ、カタール航空等も利用度が増しています。

■ 主要な現地の食べ物は如何でしょう?

肉と野菜に香辛料を入れ煮込んだタジン鍋料理、小麦粉を蒸し肉と野菜をブレンドしたクスクス等が代表的モロッコ料理ですが海に近い地方では魚やフランス、イタリアンレストランもあります。ミネラルウォーターは何処でも気軽に手に入るので心配は要りません。

■ モロッコの通貨について

モロッコの通貨はDH(ディラハム)と呼び2005年11月現在、1DHは12円位です。日本から持って行く際最も便利なのはUS$,EUROの現金、日本円でも可能だが大都市での両替に限られる場合もありリスクがある。基本的にカサブランカ国際空港では24時間両替可能。トラベラーズチェックの両替は、例え空港であっても時間が掛かり地方では不便極まりない。1流ホテルの両替も時間制限があったり持ち合わせがなく長時間待たされたりと不便。結論から言えば空港到着時にまとめて両替する方がよいが、カサブランカの空港以外は24時間の対応がない場合もあるので注意が必要。帰国時に余ったDHを再両替する場合は、モロッコ国内でDHに両替した時の銀行のレシートが必要でコインの再両替はできない。

■ 海外旅行傷害保険には必ず入って下さい

モロッコに限らず旅行の際には海外旅行傷害保険に入ることを強くお勧め致します。この国の保険制度では車両には強制的に対物対人保険が付いていますが、まだまだ制度自体が未熟で対応が即していません。全ての保障が裁判でしか結論が出ずその結果が出るまで被害者(事故の場合)の立替と言う事態にならない為にも。

■ クレジットカードでの支払いについて

大都市の一流ホテルやレストランで使用可能ですが地方では難しい。規模の大きいお土産物店でも使用できる場合はあるが、個人的にはあまり勧めません。

■ どんなお土産がありますか?

一般的に言ってウールの絨毯、シルバーの装飾品、陶器、真鍮細工、アルガン石鹸、皮バック他、民族衣装、皮のスリッパ、アンモナイト等の化石、寄木細工ETC.

■ 日本語を話すガイドはいますか?

その質に拘らないのならば7〜8人います。ただ日本語ガイドとしての心得、技量、熱意等を持つガイドはその中で僅かだと私は見ます。まずは人間的な資質をきっちりと持つ英語ガイドを長期間育成し徐々に日本人を理解することから始め語学能力と共にガイドとは?という根本的な基礎を学ばせないと、いくらガイド試験に受かったから、ガイド歴が長いからと言っても通用しません。
従って”日本語を話すガイドがいるから弊社を・・”などと言った宣伝はしませんし寧ろ安易に日本語ガイドを推薦はしません。

■ レンタカーを借りて旅をしたい

私はモロッコに25年住んでいますが、自分で運転して旅行をしようとは思えない・・・国です。安全教育、車の整備、高速道路の保守点検等どれをとっても日本のそれとは程遠く、ましてや言葉も習慣も異なる我々日本人がいきなり運転しようと思ってもリスクが大きいだけだと私は考えます。大都市には世界的に有名なレンタカー会社の事務所があります。

■ もって行くと便利なものは?

乾燥しているので、肌荒れ防止のリップクリームや洗顔クリーム、サングラス、シャンプー(ホテルには備え付いていない場合も多い)ウエットティシュー、喉飴、常備薬(下痢が中心)、インスタント日本食(味噌汁、醤油、梅干等)。

■ アルコールは手に入りますか?

イスラム国ですが、異教徒には寛容ですので大抵のホテルやレストランでワインはもとよりハイニッケン他モロッコビールも賞味できます。カスバ砂漠地方は保守的ですので比較的酒類を置いていない場合もありますので事前に情報を仕入れていく必要があります。お勧めはメクネス産の最高級赤ワイン、HOUT ATLAS 2002年もの、とその名もビール”カサブランカ”が美味しいです。

■ モロッコのトイレ事情について

長い道中、もしトイレに行きたくなったら如何しよう?などとご心配される向きも多いと思いますが大丈夫です。トイレは到る所に御座います。大都市やその周辺では、比較的立派なホテルや喫茶店(トイレットペーパー付帯が多い)、地方でも中級のホテルか、ドライブイン、カフェー(現地人が多いのでペーパーは付帯されていない場合が多い)が必ずありますので気苦労は要りません。突然の場合でも気軽に運転手等にお知らせ下さい。民家などに交渉、手配を直ちに致します。ウエットティシュー等日本から持参すると良いでしょう。チップは忘れずに。

■ 砂漠の砂塵は大丈夫ですか?

旅行会社の説明会でよく聞かれる質問ですが、私の場合何十回とサハラ砂漠を訪れているが、砂塵に見舞われたことは残念ながら数えるほど。写真撮影には趣があり最高だし、折角地の果てまで来て砂塵が吹かないのはもったいないと思ってしまいますが、身体が汚れるとかカメラが故障する等ご心配される方々がいるのも事実。思い切ってモロッコの自然の成り行きに身を浸してみたら
?と思いますが・・。

■ パスポートを無くした場合はどうすれば良いか?

まず紛失した地域管轄の警察に行き、紛失証明書を書いて貰い(係官とはフランス語かアラビア語しか通じないので大変です)それをもってラバトの日本大使館に出向く必要がありますが大使館へは電話で事前に確認することです。パスポートのコピー、顔写真、手数料等が要り、通常2〜3日で再発行が可能とのことですが週末や祝日を挟むとずれ込むのは必至。ツアー等の参加者ならばツアーは中断、運が悪ければ帰りの飛行機券も別途購入、移動の為のタクシー代も自腹で払い帰国の途に着く事にもなりかねません。パスポートの紛失は最悪事態とも言えますのでくれぐれも気を付けて下さい。



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